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【購入かリースどっちが正解?】自動精算機の導入方法を徹底解説!

自動精算機

クリニックで自動精算機を導入する際、「購入」か「リース」で悩むという相談をよく受けます。メーカーにより異なりますが、自動精算機の購入には数百万円ほどかかるため安い買い物ではありません。また、自動精算機は法定耐用年数が5年と定められているため、クリニック経営において購入方法の違いは少なからず影響を及ぼします。
新規開業の先生であれば、初期費用を抑えるためにリースを検討される傾向が強いです。一方で、開業済みで資金力に余裕がある先生は、長期的なコストパフォーマンスを考えて購入を検討されるケースが多いです。

そこで今回は、クリニックが自動精算機を購入する際の「購入」と「リース」について、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

目次

■「購入」と「リース」どちらがいいの?
■「購入」のメリットとデメリット
■「リース」のメリットとデメリット
■クリニック向け自動精算機「Clinic KIOSK」の導入にはどちらが使えるの?
■まとめ

「購入」と「リース」どちらがいいの?

結論から申し上げますと、どちらが良いか一概には言えません。「購入」と「リース」のどちらが明確に良い・悪いというわけではなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。クリニックが置かれた状況に応じて、メリットが大きい導入方法を選択することが重要です。適切な判断をしていただくために「購入」と「リース」、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

■「購入」のメリットとデメリット

「購入」は、自己資金で購入するため、法人の所有物(資産)となります。

購入のメリット

・資産がクリニックの所有物となる
購入すると自動精算機はクリニックの所有物となり、買い替えなども自由にできます。

・長期利用を考えるとリースより割安になる場合が多い
リースにはリース料がかかりますが、購入の場合は支払い総額を抑えることができ、長期的にはコストが低くなることがよくあります。

購入のデメリット

・初期費用が高額
自己資金での購入には初期コストが大きくかかります。また、支払った金額を一度の経費として計上できず、5年かけて減価償却をする必要があります。※自動精算機の法定耐用年数も5年と定められています。参考:国税庁「第三 耐用年数の適用等に関する取扱通達関係

・減価償却計算、償却資産税の申告など事務手続きのコストがかかる
5年間、減価償却費として計上するため、減価償却計算や、償却資産税の申告など、事務手続きにかかるコストが発生します。

■「リース」のメリットとデメリット

「リース」とは、リース会社が設備を購入し、設備を長期間にわたって事業者に貸し出す取引形態を指します。事業者はリース料を支払い、リース契約終了後には設備を返却します。リースには大きく分けて「ファイナンス・リース」と「オペレーティング・リース」の2種類があります。

ファイナンス・リース

ファイナンス・リースは「解約不可能」かつ「フルペイアウト」のリース取引です。この形態では、リース期間中に契約を解除することができず、使用に伴うコスト(取得価額、金利、固定資産税、保険料など)をほぼ全て借主が負担します。実質的には「お金を借りて設備を購入し、使いながら返済する」形になります。リース期間終了後に設備の所有権が移転するか否かで「所有権移転ファイナンス・リース」と「所有権移転外ファイナンス・リース」に分類されます。また、リース料の総額が設備の価格を上回ることが一般的で、リース期間も法定耐用年数の60%~70%と長めに設定されることが多いです。

オペレーティング・リース

オペレーティング・リースは、ファイナンス・リース以外のリース取引を指します。この形態では、リース期間中に設備を「借りているだけ」の状態となり、契約が終了すると設備をリース会社に返却します。設備の所有権は移転せず、リース資産が故障した場合の修理費用も貸主が負担します。リース料の総額は設備の価格より少ないことが多く、リース期間も比較的短期間で設定できるのが特徴です。

リースのメリット

・初期費用を抑えられる(支払い金額の標準化ができる)
リースは、月額固定でリース会社に支払います。そのため、初期費用を抑えることができます。また、リース期間中リース料は支払額が一定のため、支払いコストの把握も容易になります。

・新しい設備の入れ替えが容易になる
リース期間が終了すると、新しい設備の導入が可能のため、常に最新の設備を導入検討することが出来ます。

■リースのデメリット

・途中解約ができない
基本的にリース期間中は途中解約ができません。もし、解約する場合は、残りのリース料を支払う必要があります。

・支払い総額が大きくなる
リースには、本体購入価格以外に固定資産税、保険料、金利などのコストがかかります。
そのため、支払い総額は購入よりも多くなります。

■クリニック向け自動精算機「Clinic KIOSK」の導入にはどちらが使えるの?

弊社のクリニック向け自動精算機「Clinic KIOSK」の導入については、「購入」と「リース」どちらのご利用も可能です。「自動精算機は導入したいが、開業したてで費用面のハードルが高い」といった場合や、「医院の売上が順調なので購入したい」といった場合など、ご相談いただければ、クリニック様の状況に応じて最適な導入方法をご提案いたします。

■まと

今回は、「購入」と「リース」のメリットとデメリットについて解説させていただきました。
改めて申し上げますが、各クリニック様の状況は異なるため、「購入」か「リース」か、どちらが良いかは一概に言えません。しかし、それぞれの特徴を把握しておくことで、導入時に最善の選択ができるようになります。
「自分のクリニックはどうだろう?」といった疑問がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。 クリニック様の状況に合わせた適切な導入方法について、一緒に検討させていただきます。

この記事の執筆者

株式会社APOSTRO:マーケティング担当T.O
約5年間の海外暮らしを経験し、某広告代理店で海外の現地法人責任者となる。部分最適に拘る日本の生産性向上に疑問を持っていたところ、「働き方を変える」というテーマを熱く語るAPOSTROに共感し、自らが社会実装役になることを決意し参画中。

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