【2024年最新版】クリニック専用自動精算機による感染症対策
コロナ禍以降、私たちの暮らしは、感染症対策が重要となり、クリニックでは安全な医療の提供が課題となっています。感染症リスクを軽減しながら接遇面を向上させる方法のひとつとして、自動精算機を導入されるクリニックが年々増加しています。
この記事では「クリニック専用自動精算機による感染症対策」についてご説明します。
目次
導入効果1:感染症対策の重要性
コロナ禍では世界中で感染症が拡大し、社会全体に影響を与えていました。コロナ禍が落ち着いた今でもクリニックなどの医療機関では、感染症予防と拡散防止には力を入れており、感染症対策の重要性は高まっています。ここでは「感染症対策の重要性」について詳しく解説します。
1-1.患者様とスタッフさんの安全確保
クリニックは患者様の健康を守る場所であると同時に、スタッフの安全も確保する必要があります。自動精算機を導入すれば、患者様が金銭のやり取りを含む会計をすべてご自身で行うことが可能です。また、自動精算機を受付から離れた場所に設置することで、患者様とスタッフの距離を保つことができ、双方の健康を守る有効なツールとなるでしょう。
1-2.クリニックの信頼性向上
患者様はクリニックに対して、安心感と信頼性を求めています。自動精算機の金銭授受の正確さは、人の手と比べておつり間違いやミスがなく、患者様とスタッフさんの心理的負担を軽減することできます。金銭授受の正確さは、クリニックが提供する最低限のサービスの一部であり、正確さが担保されることで悪評や不満につながるリスクを回避できます。
1-3.長期的な運営の持続性
感染症対策は一過性の取り組みではなく、クリニックを長期的に運営するうえで重要な要素です。感染症のリスクは継続的に見直し、改善を行うことが求められます。このような努力によって、クリニックは安全な環境を提供し続けることができます。自動精算機も長期的に活用いただくことで、患者様やスタッフさんにとって欠かせないツールになることでしょう。
導入効果2:クリニック内での感染リスク軽減
クリニック内での感染リスクの軽減は、患者様やスタッフさんの健康を守る上で真剣に取り組むべき課題の1つです。特に多くの人が集まる医療施設では、感染症が広がるリスクがついて回ります。そのため、クリニック内での感染リスクをできる限り軽減するための対策が重要となります。以下では「クリニック内での感染リスクの軽減方法」について解説します。
2-1.待合室・診察室での感染リスク
待合室は多くの人が行き交い、感染リスクが高い場所です。また、診察室では患者様と先生、スタッフさんが滞在するため感染の広がりに注意が必要です。こうしたリスクを軽減するには、お互いの距離を適切に保ち、定期的な消毒を心掛けることが重要です。
2-2.適切な間隔設定と清潔な環境の維持
待合室や診察室の座席配置や間隔設定は、感染リスクを軽減する上で重要です。適切な間隔を保つことで、患者様同士や患者様とスタッフさんとの接触を最小限に抑えることができます。また定期的な清掃や消毒を心掛け、清潔な環境を保ち、感染症の広がりを防ぎましょう。
2-3.適切な感染症対策の啓発
感染対策の正しい啓発は、患者様やスタッフさんの健康を守るために欠かせません。こまめな手洗いやマスク着用、咳エチケットなど、基本的な感染対策を身につけることで、感染拡大を抑えることができます。また患者様へ感染リスクにおける適切なケアを周知する方法として、院内のお手洗いや待合室にポップを掲載するなど、感染症対策を身近に感じてもらい行動しやすい導線を作ることもおすすめです。
2-4.オンライン診療の活用
感染リスクを軽減するためには、必要に応じてオンライン診療を活用する方法も1つです。オンライン診察を採用することによって、患者様とスタッフさんの接触を減らしつつ、対面診療とは異なる方法で医療サービスを提供することができます。
導入効果3:感染症対策における自動精算機の役割
クリニック内での感染症対策の一つとして、自動精算機を導入することも効果的な対策の1つです。
以下では、「感染症対策における自動精算機の役割」について詳しく解説します。
3-1.接触機会の最小化
自動精算機の導入により、患者様とスタッフさんとの接触機会を減らすことが可能です。感染リスクを軽減しながら、患者様の支払い手続きをスムーズに進めることができます。また、自動精算機の種類によっては再来受付機能の来院登録機能(自動精算機の画面から患者様の操作で来院受付を行っていただく機能) があり、この機能を導入した場合、患者様が来院した際の受付業務も削減できるため、より接触を減らす運営が可能になります。
3-2.清潔な環境の維持
患者様が来院された際、受付カウンターで診察券の受け渡しや、金銭授受の回数が増えることで感染症の拡散リスクも増加します。自動精算機の導入によって、それらの接触要因を最小限に抑えることで、拡散リスクも減らすことができます。
3-3.患者様体験の向上
自動精算機を導入することで、待ち時間の短縮やスムーズな支払いが可能となり、患者様の受診体験が向上します。また、感染症対策と組み合わせることで、患者様が安心して医療サービスを受けられる環境を提供でき、クリニックの満足度向上も期待できます。
3-4.スタッフの負担軽減
自動精算機の導入は、スタッフさんの会計処理にかかる時間を短縮することができます。また、お釣り間違えやミスが減るため、締め作業などで残業していたスタッフさんの心理的負担も軽減されます。スタッフさんは感染症対策や接遇対応に集中できるようになり、医療サービスの質を向上することが可能になります。
まとめ
「クリニック専用自動精算機による感染症対策」というテーマは、これからの医療において、ますます重要な役割を果たすことが考えられます。クリニックは、患者様にとって安全な環境で信頼できる医療を提供する場所として重要な役割を担っています。また自動精算機を導入することで、患者様の待ち時間の軽減やスムーズなお支払いを実現。業務効率の改善にも期待が持てます。
これらの要素が結びつくことで、クリニックでの感染リスクは減り、安全な場として患者様とスタッフさんの両方にとって、満足度の高い環境を提供することが可能となります。
自動精算機導入の際には、クリニックや診療所の課題や実現したいことに適した提案をいたします。ご質問などあればお気軽にご連絡、ご相談ください。
最終更新日:2024年9月25日
この記事の執筆者
株式会社APOSTRO 経営企画室
川越 雄太
大学卒業後、大手コンサルティング会社にて、医療機関のコンサルティングに従事。その後、医療介護人材紹介会社の経営企画部門を経て、当社へ入社。クリニックや薬局のコンサルティング、ITシステム導入支援のアドバイスを行なっている。