受付会計自動化を実現!Clinic KIOSKの再来受付機能の導入事例を紹介
外来クリニックの受付では、患者受付、会計、電話対応、予約管理、コストチェックなど数多くの業務があり、それらの業務を限られたスタッフさんで対応する必要があります。
こういった業務の負担を軽減するのが、Clinic KIOSKの再来受付機能です。
本記事では、Clinic KIOSK(クリニックキオスク)に搭載された再来受付機能について、メリットや具体的な運用方法を解説します。
目次
・再来受付機能とは?
・再来受付機能の具体的な運用方法は?
・再来受付機能のメリットは?
・Clinic KIOSKの再来受付機能について
・Clinic KIOSKによる再来受付機能導入事例
・まとめ
再来受付機能とは?
再来受付機能とは、診察券を持っている患者様の受付を、受付スタッフを介さずに自動で行うことができる機能です。
毎日多く来院される患者様の、受付登録業務を自動で実施することができるため、スタッフさんの受付業務の負担を大きく改善することができます。
再来受付機能の具体的な運用方法は?
通常、患者様は来院した際、受付スタッフに診察券を渡し、その診察券番号をもとに、受付スタッフが電子カルテ / レセコンに来院登録を行います。再来受付機能があれば、このプロセスを機械が自動で対応します。
来院された患者様は、受付スタッフの元に行かずに再来受付機に向かいます。そこで、診察券に印字されたQRコード(もしくはバーコード)をQRコードリーダー(もしくは、バーコードリーダー)にかざします。
その後、再来受付機から電子カルテ / レセコンへ患者データを飛ばすことで、受付を完了します。
再来受付機能のメリットは?
再来受付機能のメリットは大きく3つ挙げられます。
①受付スタッフの業務削減
②患者様の待ち時間削減
③感染症対策
受付スタッフの業務削減
先述したように、患者様の登録業務を大幅に削減することができます。1日に来院する患者様の数が多ければ多いほどそのメリットは大きいと言えます。
患者様の待ち時間削減
再来受付機能を導入することで、スタッフさんの業務が削減でき、スタッフさんがより効率的に業務を遂行することができます。それにより、院内全体の生産性、業務効率性が向上し、患者様の診察待ち時間、会計待ち時間を削減することができます。
感染症対策
受付で患者様との診察券の受け渡しが削減します。そのため、患者様との接触回数を減らすことができ、感染リスクを削減することができます。
Clinic KIOSK(クリニックキオスク)の再来受付機能について
Clinic KIOSK(クリニックキオスク)は、自動精算機として数多くのクリニック様に導入いただいており、再来受付機能もオプションとして搭載しています。
自動精算機に再来受付機能が備わることで、受付業務と会計業務の時間を削減することができ、先述したメリットをより享受することが可能です。
Clinic KIOSK(クリニックキオスク)の特徴
クリニックにも設置しやすいコンパクトな設計
Clinic KIOSK(クリニックキオスク)は、外来クリニックに特化して設計されているため、スペースの少ないクリニック様でも気軽に導入を検討いただけるサイズ感となっています。
自動精算機と再来受付機能が一体化している
自動精算機と再来受付機能が一体化しているため、省スペースでの設置が可能です。
高齢者の方でもわかりやすい操作性
高齢者の患者様が多いクリニックでは、再来受付機能の操作に不安を持つクリニック様もいらっしゃると思います。Clinic KIOSK(クリニックキオスク)は、画面サイズ、文字フォント、文字サイズなども高齢者の方に優しいユニバーサルデザインを採用しており、さらには、音声ガイダンス機能も搭載しているため、高齢者の方でも扱いやすい操作性となっています。
実際に、高齢者の方が多いクリニック様にも積極的にご活用いただいています。
Clinic KIOSK(クリニックキオスク)による再来受付機能導入事例
S整形外科(1日患者数:250人)
課題
・患者数が大幅に増えたことでスタッフ採用が追いつかない
・受付スタッフの業務負担が増加している
導入製品
Clinic KIOSK+再来受付機能(オプション)
導入結果
・リハビリ患者様の受付会計の自動化を実現
まとめ
S整形外科クリニック様は、リハビリに特化したクリニックで、物理療法機器と理学療法士さんのリハビリを目的に来院する患者様がいらっしゃいました。
その反面、リハビリの患者様が急速に増えていったことで、スタッフさんの業務負担が大幅に増加していました。
そこで、Clinic KIOSK(クリニックキオスク)+再来受付機能(オプション)を導入し、下記のような運用フローを実現しました。
S整形外科様のリハビリ患者様の受付会計自動化フロー
・リハビリのみを目的に来院される患者様は、来院したらClinic KIOSK(クリニックキオスク)で自動受付を実施
・患者様は、そのままリハビリ室へ行き、リハビリを受ける
・リハビリが終われば、そのままClinic KIOSK(クリニックキオスク)で会計を実施
・受付スタッフに一度も接触することなく帰宅
上記フローで、受付スタッフさんの業務負担を大幅に削減することに成功しました。
H内科クリニック(1日患者数:80人)
課題
・受付スタッフの採用ができない
・受付スタッフの業務負担が増加している
導入製品
Clinic KIOSK(クリニックキオスク)+再来受付機能(オプション)
導入結果
・自動精算機で9割の会計業務を削減
・再来受付機能で6割の再来受付業務を削減
まとめ
H内科クリニック様では、受付スタッフの採用に苦労されており、既存スタッフの業務負担が大幅に増加していました。スタッフさんの業務負担を軽減するために、Clinic KIOSK(クリニックキオスク)と再来受付機能(オプション)を導入されました。
その結果、約6割の受付業務と約9割の会計業務を削減することができ、スタッフさんの業務負担を大幅に削減することができました。
まとめ
今回は、再来受付機能について、解説させていただきました。
スタッフさんの業務負担を減らし、より人の手でやるべき業務に専念していただくことがクリニックの差別化につながっていきます。
そのため、再来受付機能は、人手不足が叫ばれるクリニック経営において、有用なオプションです。
ぜひ、こうしたITツールを活用し、患者様へより良い医療提供ができる体制を目指していきましょう。
Clinic KIOSKの再来受付機能について、ご質問などございましたらお気軽にご連絡、ご相談ください。
最終更新日:2024年7月23日
この記事の執筆者
株式会社新世紀 マーケティング部
川越 雄太
大学卒業後、大手コンサルティング会社にて、医療機関のコンサルティングに従事。その後、医療介護人材紹介会社の経営企画部門を経て、当社へ入社。クリニックや薬局のコンサルティング、ITシステム導入支援のアドバイスを行なっている。