業務再設計に関する現場調査レポート
業務が止まるのは、つながっていないから——構造課題と再設計の視点を整理しました
私たちは今、「業務システム(SaaSなどのクラウドツール)を入れたのに、業務が動かない」という現場の声を多く耳にしています。
全国357万社の中小企業のうち、SaaS(Software as a Service)を導入しているのは31.3%にとどまります(スマートキャンプ 2024)。
導入済み企業の3割は11個以上のツールを使っているにもかかわらず、「使いこなせていない」「属人化している」といった課題が生じています。
こうした状況を、私たちは**「業務の断絶構造」**と呼び、以下の3つに整理しました:
- 認知と判断の断絶
- 業務とシステムの断絶
- 導入と定着の断絶
そしてこれらを乗り越えるための再設計視点として、次の2つを提案しています:
- Job Simple:業務を“誰でも設計できる”構造に分解
- Connecting Hub:人・ツール・業務を“つなぐ”仕組み
今回、それらの構造課題と解決アプローチを公開調査データをもとに当社で再構成し、2枚の図に整理しました。
📌詳しくは、背景と現場視点をまとめたnote記事にて詳しくご紹介しています。
▶ noteを読む:「業務がつながると、働き方は変わる」

※本リリースは、中小企業庁、スマートキャンプ、Chatwork、freee、バッファロー、中小企業基盤整備機構の公開調査をもとに、当社独自の視点で要点を再構成したものです。