「当院らしさ」を守るために 1日300人来院でも、一人ひとりと向き合う診療を支える
- 病院
- 橘病院様
- 導入台数
- Robo Clerk 1台+セルフレジ Clinic POS 2台+クレジット端末 3台
- 外来患者数
- 200〜300名/日
- 現状・課題
- 来院順診療で一人ひとりと丁寧に向き合う診療を続ける中で、待ち時間や受付・会計の混雑が課題となっていた
- 会計準備や現金管理に時間を取られ、スタッフの業務負担が大きくなっていた
- 高額会計時の現金対応に不安を感じる患者様の声が増えていた
- 導入効果
- 会計業務の負担を軽減し、患者様対応や診療準備に目を向けられる環境を整えていきたい
- キャッシュレス決済を含め、患者様が安心できる会計環境を提供していきたい
- 丁寧な診療という「当院らしさ」を守りながら、現場に合った形で業務を見直していきたい
病院として大切にしてきたことを教えてください
当院では、当時の院長である柏木院長が理事長に就任したタイミングを一つの節目として、病院としての在り方や、患者様との向き合い方をあらためて見直してきました。
地域の方にとって、もっと身近で、相談しやすい存在でありたいという思いがあり、その考え方を院内のさまざまな取り組みに反映しています。
その象徴のひとつが、スタッフ全員が名札に記している「明るく・やさしく・あたたかく」という理念です。
また、「病院をもっと良くしたい」という思いから、院内には意見箱を設置し、患者様からの声を日常的に受け止める仕組みを整えてきました。
前向きなご意見から、ときには厳しいお声まで、良い・悪いを含めて受け止め、現場の改善に活かしています。
理念を掲げるだけで終わらせるのではなく、日々の行動として現場に落とし込むことを大切にしています。
現場が抱えていた課題を教えてください
当院では、整形外科を中心に、平日で 一日200〜300名の外来患者を受け入れています。予約制をあえて導入せず、来院順で診療を行ってきました。
患者様一人ひとりの話をしっかり聞く診療スタイルは高く評価される反面、どうしても待ち時間が長くなりやすいという側面もあります。
実際に意見箱や現場には、「待ち時間が長い」「受付や会計が混み合う」といった声が寄せられることも少なくありませんでした。
さらに、会計業務においては、現金管理や釣銭対応、締め作業など、受付スタッフの負担が日常的に積み重なっていました。
このご時世ですから、患者様からは、「高額な会計になると、現金だけでは不安」「クレジットカードや電子マネーで支払いたい」といった要望も以前から上がっていました。
診療の質は落としたくない。しかし、現場の負担はこのままで良いのか…という課題意識を抱えていました。
Robo Clerk導入の決め手と、期待していることを教えてください
Robo Clerk導入の検討にあたって、当院が重視していたのは、「いきなり大きく運用を変えないこと」でした。
これまで築いてきた診療や受付の流れを大きく崩さず、現場を見ながら、少しずつ整えていけることが、導入判断の前提にありました。
会計業務の自動化は、単に「楽をする」ためのものではありません。
・現金を扱う緊張感から解放されること
・受付に張り付く時間が整理されること
・スタッフが本来向き合いたい業務に集中できること
そうした 小さな変化の積み重ねが、現場全体の動き方を変えていくと考えています。
また、キャッシュレス決済への対応は、患者様の支払いに対する不安軽減にもつながる取り組みであると同時に、未収対策にもつながります。
会計という一つの業務をきっかけに、現場全体を見直すことができると考えています。
その第一歩として、Robo Clerkの導入を決意しました。
地域医療として、これから見据えていることを教えてください
当院では人工関節手術の分野を中心に、 ロボットを活用した医療など先端的な取り組みにも継続して向き合っています。
メディアによる病院評価に選ばれたこともあり、日々の積み重ねが、少しずつ外部からも評価され始めていると感じます。
医療DXを含めた業務の見直しは、地域の中で「安心して任せられる病院」であり続けるために、今取り組む必要があると考えています。
Robo Clerk導入をきっかけにして、「少し楽になったかもしれない」 「この動き方は合っていそうだ」 そんな感覚を確かめながら、 日々前に進んでいくことを願っています。
地域の患者様に向き合い続けるために、 何を守り、何を整えていくのか。
その問いに向き合う中で、 働き方が変わるかもしれないという兆しが、静かに生まれ始めていると感じています。
