設置スペースはどれくらい必要?クリニック専用自動精算機のサイズと設置イメージをご紹介
設置スペースが確保できないという理由から、過去に自動精算機の導入を見送ったクリニック様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、近年、自動精算機のサイズは改良され、待合室のスペースが狭いクリニック様でも導入が可能となっています。
この記事では、クリニック様専用の自動精算機のサイズについて解説します
1.自動精算機のサイズは年々小さくなっている
少し前までの自動精算機は、大規模なクリニック様や病院にしか設置できないほど非常にサイズが大きいものでした。
しかし近年、クリニック様専用の自動精算機業界には様々な企業が参入し、各社自動精算機のアップデートを進めています。
そのアップデートの中で、自動精算機のサイズは年々小さくなっており、コンパクトなデザインでありながら、必要な機能をすべて搭載した製品が増えています。
そのため、以前のような大型の自動精算機が主流ではなくなり、クリニック様でも設置がしやすくなってきています。
当社の自立型自動精算機Clinic KIOSKは、アップデートのたびに省スペース化を実現しています。
高さ1390mm × 横幅460mm × 奥行き295mm と、多くのクリニック様で導入検討が可能なコンパクトなサイズとなっています。
イメージとしては、ウォーターサーバーと同じサイズ感で設置が可能になりました。
2.工夫次第で設置が可能になる場合もあります。
自動精算機のサイズがコンパクトになってきているとはいえ、実際に自動精算機を設置する際、ある程度のスペースは必要です。
しかし、スペースは意外と確保できるもので、我々が導入のご支援をさせていただいているクリニック様でも、工夫をしながら設置したケースも数多くあります。ここでは、実際の現場で工夫して設置した事例をご紹介します。
①現状設置しているものを撤去して自動精算機を設置したケース
クリニック様には、「本当に必要かどうか?」という観点で見てみると、それほど必要がないにも関わらず設置されているものがある場合があります。
その1つがウォーターサーバーです。
自動精算機は、ウォーターサーバー程度のスペースが確保できれば導入を検討することが可能です。実際にウォーターサーバーを撤去し、そこに自動精算機を設置したケースは多くあります。
その他にも、血圧計を設置していたスペースに自動精算機を設置するため、血圧計を移動させたケースもありました。血圧測定を習慣にしていた患者様もいらっしゃいましたが、患者様のメリットを比較検討し、自動精算機を優先することとなりました。
上記のケースでは、それらを撤去、もしくは別のスペースに移動させることで自動精算機の設置を可能にしています。
②カウンターをカットして設置するケース
受付カウンターの一部をカットして、そこに自動精算機がフィットするような形で導入を実現するケースもあります。
3.卓上型自動精算機もおすすめ
自動精算機は、スタンドタイプ(自立型)が一般的ですが、クリニック内での利用には、受付カウンター上に設置できるタイプ(卓上型)の自動精算機も選択肢の一つです。
自立型Clinic KIOSK
卓上型タイプの自動精算機は、テーブルやデスクの上に設置するため、スタンドタイプと異なるメリットやデメリットが発生しますが、自動精算機メーカー各社に相談することで、最適な設置場所やデザインを提案してもらうことも可能です。
まとめ
クリニック様専用の自動精算機のサイズについて解説しました。
クリニック様専用の自動精算機は年々小型化しており、大規模なクリニック様や病院に限らず、多くのクリニック様への導入が進んでいます。スペースの問題で諦めていたクリニック様でも、工夫次第で設置が可能になるケースが多いです。それでも設置が難しい場合は、卓上型タイプの自動精算機も選択肢の一つです。
「うちのクリニックには設置する場所がないから、設置を諦めている」とお考えのクリニック様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
最終更新日:2024年7月8日
この記事の執筆者
株式会社APOSTRO 経営企画室
川越 雄太
大学卒業後、大手コンサルティング会社にて、医療機関のコンサルティングに従事。その後、医療介護人材紹介会社の経営企画部門を経て、当社へ入社。クリニックや薬局のコンサルティング、ITシステム導入支援のアドバイスを行なっている。