Clinic POSの特徴
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電子カルテ、レセコンとの連携
クリニックの窓口業務を円滑に処理するには、電子カルテやレセコンとのデータ連携が不可欠であると考え、数十社との連携実績を積み重ねて参りました。昨今増えてきているクラウド型のシステムにも対応しております。
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正確で素早い現金授受、入金のセルフ化
現金の計数や払出は、自動釣銭機によって行いますので、スタッフが手作業で数える必要はありません。自動釣銭機を患者様に向けて設置すれば、入金をセルフ化できます。
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1件ごとのリアルタイムな支払情報管理
電子カルテやレセコンとデータ連携しますので、「いつ・誰が・どんな内容を・いくらで」という情報がリアルタイムに記録されていきます。
私たちの想い
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医療におけるPOSシステム
Clinic POSは、医療機関でお使いいただくことを前提に開発したPOSシステムです。
弊社は診療所・クリニック向け自動精算機 Clinic KIOSK を開発しておりますが、導入に向けたご相談をしていく中で、窓口で会計を行ったほうが合理的なケースもございました。
弊社として、適材適所でお客様ごとの事情に対応できるようClinic POS を開発いたしました。 -
”POS”というシステムのあり方
”POS”とは”Point Of Sales”の略で「販売時点情報管理」と訳され、飲食店や小売店などで一般的に利用されているシステムです。医療においても普及が進んでいますが、バーコードによって金額を連携する汎用製品が多く、現金授受の機械として使われている状況です。
Clinic POSは医療に特化し、医事会計データ連動を前提に開発しております。「いつ・誰が・どんな内容を・いくらで」というPOS本来の考え方に基づく情報管理を行い、データを運営に活かすことがあるべき姿と考えています。 -
業務を効率よくシンプルに保つ
複雑な業務ほど属人的で効率が悪くなりがちです。
業務をシンプルに保つことは、病院・クリニック運営において重要であると考えています。
Clinic POSは、診察券番号を入力するだけで請求データを取得、操作を最低限にしています。現金も自動釣銭機が処理しますので、手作業で数える必要はありません。
POSシステムの導入を
検討されているクリニック様へ
運用事例
case.01皮膚科クリニック
- 診療科
- 皮膚科
- 外来数
- 1日 100~120人
特徴
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アレルギー性皮膚炎など慢性疾患の患者が定期的に来院する
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レーザー治療など美容皮膚科の自費診療も行っている
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ビルテナントで待合スペースに余裕がない
提案構成
- Clinic POS 1台
- キャッシュレス端末連携
外来数や単価から、Clinic POS 1台で十分に対応できると判断した。
自費診療はクレジットカードでの支払いを希望される方が多いため「キャッシュレス端末連携」のオプションを適用した。
- 導入効果
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処方目的の来院が多く、1人あたりの診察時間が短いため、ピーク時は窓口業務が慌ただしくなりがちで、現金の違算が度々発生していた。
Clinic POSの導入により現金を手数えする必要がなくなり、熟練度の低いスタッフが対応していても人為的ミスがなくなった。
case.02リハビリ専門病院
- 診療科
- リハビリテーション科
- 外来数
- 200床
特徴
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回復期リハビリテーションを行う病院
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急性期病院と比べて入院期間が長い
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外来も行っているが予約制となっている
提案構成
- Clinic POS 1台
- キャッシュレス端末連携
ピーク集中率が低いため、Clinic POS 1台で十分に対応できると判断した。
入院費はクレジットカードでの支払いを希望される方が多いため「キャッシュレス端末連携」のオプションを適用した。
- 導入効果
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入院費を取り扱うため1件ごとの会計が高額になりやすく、スタッフの心理的負担や防犯上の懸念があった。
Clinic POSの導入により現金を手数えする必要がなくなり、不必要に現金が露出することもなくなった。いつ・誰が・いくら支払ったか、1件ごとに記録されるため、問い合わせに正確な回答ができるようになった。
case.03産婦人科クリニック
- 診療科
- 産科/婦人科
- 外来数
- 1日120~150人
特徴
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自由診療が多く、高額な会計が発生する
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プライバシーに対する意識が高い
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定期的、継続的に受診する患者が多い
提案構成
- Clinic KIOSK 1台
- Clinic POS 1台
- クレジット決済対応
- 再来受付オプション
Clinic KIOSKと併せてClinic POSの窓口への設置を提案。
「クレジット決済対応」と「再来受付オプション」を適用した。
- 導入効果
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窓口の応対では周囲に聞かれたくない内容が含まれやすいが、Clinic KIOSKを受付・会計に利用することで、スタッフとの必要以上の質疑応答を抑えることができた。
また、会計時においてはクレジットカードでの決済が多いが、現金での支払いを希望する患者も一定数いる。高額な現金の取り扱いはClinic POSの自動釣銭機を利用することで、正確かつ迅速に処理を行うことができるようになり、スタッフの負担軽減や違算の抑止につながった。
導入までの流れ
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ご注文・現地調査
現地に訪問させていただき、事前に設置スペース、ネットワーク環境などを調査させて頂きます。
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運用打ち合わせ
現状の課題やご希望などをヒアリングさせていただき、システム導入後の業務フローをスタッフ様とご相談しながら策定していきます。
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設置・初期設定
機器の搬入、配線、ソフトウェアの初期設定を行い、基本機能の動作確認と電子カルテや医事システムとの接続テストを行います。
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基本的な操作説明
実際の機器を利用して、スタッフ様へ基本的な操作方法をご説明いたします。併せて運用についてのご相談を行い、稼働に向けて設定を調整していきます。
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シミュレーション
本番運用を想定した日常業務のシミュレーションを行い、疑問点や課題があれば随時調整を行い解消していきます。
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システム稼働初日
稼働初日は技術スタッフが締め作業まで立ち会いをさせていただきます。適宜、実際に運用してわかった課題についてご相談や再調整を行います。
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アフターサポート
導入後も安定した運用が継続できるよう、サポートさせていただきます。運用面でのご相談やトラブル対応、必要に応じて追加のご説明や設定などを実施します。
POSシステムの導入を
検討されているクリニック様へ
よくあるご質問
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セルフレジ(Clinic POS)
スタッフさんが診療費をご案内し、患者さま操作でお支払いを行います。
お支払い完了後、領収書・明細書はスタッフさんがお渡しすることとなります。
主に現金管理の厳正化及び非接触を目的で導入いただいております。
自動精算機(Clinic KIOSK、Clinic KIOSK for Desktop)
診療費のご案内から領収書・明細書の発行まで、お支払いに関わるやりとりを患者さまご自身で操作いただきます。
主にClinic POSのメリットに加えて、会計窓口の負担軽減と人手不足対策につながります。
自動精算機とセルフレジの違いについて、詳しくはこちらをご覧ください
【導入前に知ってほしい】メリット・デメリットで比較!自動精算機とセルフレジの違い -
対応しております。
※連携しているレセコンによって、対応可否が変わるためご相談ください -
電子カルテ・レセコンに自費分が入力されていれば、保険分と同様に処理できます。
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ご導入時に補助金や助成金を利用された事例は多数ございますが、それぞれ制度ごとに要件が異なりますので、ご検討時に担当者へご相談ください。
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はい、可能です。お問い合わせフォームの「デモ機を見てみたい」にチェックを入れてお問い合わせください。
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95%以上のレセコン、電子カルテや予約システムなど多くの院内システムとの連携が可能です。